子供の学習机。悩みますよねー。
最近ではリビング学習も流行り、ぼくもあえて学習机は買わなくていいと考えていました。
しかし、長期的に考え、購入することに。
購入すると決めてからが悩みまくり。
比較した商品から、最終決定まで経緯、その後1年半以上使用した感想をお伝えしていきます。
こんにちは。筆者は、人事マネージャーをしているサラリーマンブロガーです。
学習机は買う必要があるか?
我が家は子供が2人(女の子)の4人家族。3LDKのマンションに住んでいます。
広さ的なこともあったり、できるだけ子供の勉強の様子を見てあげたいと思い、上の子が小学校入学時には学習机を購入しませんでした。
リビング学習には、適度な物音がすることで集中力を上げる効果があるというメリットもあるそうです。
たしかに、カフェでの勉強とか騒音がするけど、集中はできますよね。
ということで、学習机は買わずに来ていたのですが、高学年になるにつれ、子供が学習机を欲しがるようになりました。
単に憧れだろうなぐらいに考えていたのですが、よくよく考えると今後中学生や高校生になった時にこのままでいいのかと思うようにもなりました。
ちょうど習い事や塾にも行き始めたこともあり、一人で勉強できる環境を整えてあげたいと思うようになり、一気に購入に気持ちが加速していきました。
いろいろ調べると同じような方が多いようですね。
今思うと、買い時どきはちょうど良かったと思います。
学校の宿題程度ならリビング学習でいいですが、塾の宿題など勉強の時間が長い場合はリビング学習は親もストレスになると思いますね。
一緒のタイミングで小学校に入学する次女の学習机も買いましたが、こちらはまだほぼ手つかずで荷物置き状態。
早く買っても問題ないですが、買い時は小学校4、5年生ぐらいがちょうどいいと思います。
学習机の条件
- おしゃれ:昔ながらの学習机はNG
- 値段:高すぎず安すぎず
- 品質:チープじゃないもの
すごくざっくりな条件で探し始めましたが、ネットや店頭に行きいろいろと調べまくりました。
候補に挙がった学習机
ACTUS(アクタス)
デザインだけではなく品質にもこだわるインテリアショップ。
近くにショップがあったことや、テレビドラマなどでもアクタスの学習机が使用されていたこともあり、真っ先に候補に挙がりました。
めちゃくちゃおしゃれ。
vario(ヴァリオ)

丸み帯びたデザインで、バックパネルやブックスタンドなどを組み合わせ自由自在に設置ができます。
これをドラマで見てしまったので「これがいい!」なんて安易に言ってしまいましたが、お値段がとんでもない。
ベーシックなセットでも高い。高すぎる。
REVE(リーヴェ)

無垢のアルダー材を使った滑らかな木肌で、大人になっても飽きのこなそうなデザインですね。
ブックスタンドもブリッヂ型になっているので、天板が有効活用できます。
お値段はベーシックなセットでvario(ヴァリオ)の3分の2程度。高いですが、vario(ヴァリオ)を見たあとだと安く見えます。
カリモク家具
学習机を購入する際に誰もが一度は目にするカリモク家具。
シンプルでおしゃれなデザインで、「一生ものの家具として長く使える」と多くのおしゃれママさんたちから指示を得ているブランドです。
buona scelta(ボナシェルタ)

2007年に発売されてから、カリモクの中でも圧倒的な人気を誇るデザイン。シンプルで汎用性があることから、グッドデザイン賞も受賞しています。
サイズが数種類ありますが、リビング学習用としてなら小さくてもいいですが、しっかりと学習机として使用するなら1番人気の「幅110cm×奥行60cm」か2位の「幅100cm×奥行60cm」がいいですね。
品質やデザインは最上位だと思います。
しかしお値段が... 悩みますね。
KEYUCA(ケユカ)
我が家ではお店も近くにあることから、カーテンやダイニングテーブルはKEYUCAのものを利用しています。
おしゃれで機能性を兼ね備えた日用雑貨や家具を取り扱っているショップです。
ninos(ニノス)

オークの無垢材を使い、角に丸みを持たせた優しい安全設計でありながら飽きのこないデザイン。
上棚もブリッジ型で圧迫感がなくていいですね。
KEYUCAが企画し、製造はコイズミファニテックが行っているようです。
杉工場
創業は明治19年。林業・製材業の盛んな福岡県うきは市にあり、昭和初期には、学校用家具工場として、当時の文部省から推薦を受け、丈夫な製品はとても高い評価を得ていたそうです。
正直、初めて名前を聞いた会社です。
しかし、自社工場で安心・安全、人と環境に配慮した製品づくりを続けている信頼がおけそうななんとも渋い会社です。
日本の伝統的なこういう会社、大好きです。
クッカ

木の素材感があるナチュラルな色合いのアルダー材を使用。
シンプルですっきりとしたデザインで、斜めになった脚もおしゃれでよりシャープさを際立たせていますね。
最終決定した学習机
最終的に選んだ学習机は「杉工場のクッカ」
実のところ、当初の検討には入っていなかったというか、たどり着いていませんでした。
検討終盤に見つけ、大外から一気に抜き去っていった感じです。
- クッカデスク 幅90×奥行53×高さ74cm 2つ
- レグワゴン 幅30×奥行53×高さ74cm 2つ
- ユニシス シェルフ 幅53×奥行29×高さ142cm 1つ
- ブックタッチ 幅50×奥行18.5×高さ23cm 1つ

子供部屋で姉妹並べて使用することに。
圧迫感が出るので机には大きな上棚はおかず、中央にユニシス シェルフをおいて、そちらに教科書や備品などを置けるように配置しました。
ブックタッチは試しに1つだけ購入。
写真ではデスク奥に設置していますが、ワゴンも含めると幅が120cmと広いので実際にはシェルフに背中をくっつけ、内向きにして使用しています。
とてもいい買い物ができたと大満足です。
椅子は一旦は、購入せず昔リビングで使用していたSTOKKE (ストッケ)を代用しています。
しかし、さすがに小学校6年生となると座り心地も微妙そうなので、別途購入しました。
絶対にタイヤ付きの椅子は集中できないと思い、嫌だったのでデザイン性も含めこちらにしました。

それともう一つ。デスクライトはヒカキンさんもおすすめしていたこれを購入。
なんの不満もなく、完璧ですね。
選んだ理由とおすすめする理由
- デザイン
- 品質
- サイズ
- 値段
①デザイン
これはそれぞれの好みの問題なので好き嫌いはあると思います。
でもどうでしょう。
カリモクなど上記に挙げた机と比較しても、引けを取らないシンプルでスタイリッシュ。
実際に設置した今現在も、デザイン性について申し分ないです。
天然木のあたたかい温もりや部屋に入ると木のいい匂いが部屋中に広がりとても気持ちが良いんですよ。
②品質
天板などの主材は天然木のアルダー、引出しにはヒノキを使用し、オイル塗装で仕上げていることが大きな特徴です。
良質な素材を使用し、職人さんたちによる国内生産で、ものづくりへのこだわりを感じることができますね。
オイル塗装について不安を感じる方もいると思います。
ぼくもネットで調べている時にそう感じていました。
しかし、ウレタン塗装が100%いいのか?そうとも言えませんよね。
よくわかっていない方のために簡単に解説。
<ウレタン塗装>
ダイニングテーブルをはじめとした家具に使われる塗装の中で、もっとも一般的な塗装です。ウレタン塗装は、木の表面に薄くて堅い膜をつくります。
<オイル塗装(仕上げ)>
木の内部に特殊な油を家具の表面から浸透させます。木が持っている風合いを最大限に引き出せることがオイル仕上げのメリットです。ナチュラルな見た目で、肌触りもウレタン塗装に比べると自然な仕上がりになります。
杉工場のHPにはこのような記載があります。
呼吸する家具
私たちは、地球の大切な資源である、木を使って家具をつくっています。木製家具をつくるというのは、言いかえると、木の第二の人生を形づくるということかもしれません。
その人生を少しでも息が通ったものにしたいという想いで、木の呼吸を妨げず、木が持つ本来の質感を生かすことができる「オイル仕上げ」を採用しています。
表面に塗膜を張らないため、しっとりとした手触りを感じることができます。
シミや傷・ヘコミが付きやすいですが、ご自宅で簡単に補修することができ、使い込む程に味が出てくるのが特徴です。
物由来の自然系オイル
体に有害な成分を含まない、植物由来の自然系オイルを使用。
木の保護だけでなく、調湿機能や結露防止機能も併せ持っている優れものです。
汚れの付きやすい天板等には、撥水作用の高い自然由来のコーティング材で二重塗装。
引用:杉工場HP
販売員の方に話を聞きましたが、傷が付きやすいなどデメリットもありますが、やはり木の肌触り質感を感じされるメリットも大きいです。
自身でオイルを使用してお手入れすることも可能です。
1年半使用していますが、傷などありません。
普通に使っていれば相当な傷はつかないですよ。
個人的には分厚い膜があるより全然いいですし、もし傷がついたとしても味があっていいじゃないですか。
使っても大学生までですよ。
我が家では傷を気にするより使用している気持ちよさを大切にすることにしました。
③サイズ
検討段階で幅110cm×奥行60cmで考えるようになっていました。
これは上棚がある場合を想定してです。
今回は上棚を置かない選択としたので、奥行53cmは全く問題ありません。
そして幅は90cmを購入しましたが、30cmのワゴンを買いましたので、実質120cmとむしろ広くなりました。
そして、ポイントはワゴンを机下に設置するタイプにしなかったこと!
机の下に置くタイプはどうしても足元が狭くなることやワゴンを右側に設置した場合は全体的に左側に座ることになります。
集中して勉強する環境を作るためにも、机中央に座れること、足元が広いことは購入した今も重視してよかったと思っています。
④値段
アクタスやカリモクを購入すると、二人分で30万程度は覚悟しないといけませんでしたが、今回の購入金額は合計で...
約190,000円!!
一人あたり約95,000円
んー。安くはないが、高すぎることもない。中間ですね。
6歳から大学卒業までの22歳まで16年間使用すると、1年あたり約6,000円。
もちろん、安いものを探せばもっとたくさんありますが、このデザインでこの品質なら文句なしです。
1年半使用した感想
前述していますが、傷などは全くなくないですね。
そして子供もとても気に入っています。
上棚がなく、中央のシェルフに本類は置いていますが、日常的に使用するものやプリント等は机にあってすぐに取り出せたほうが便利のようです。
そこでブックスタンドは1つは公式のものを購入していましたが、追加で下の子用に購入しました。
あれほど悩んで購入しましたが、買ってしまえば質などは正直気にならないですね。
ダイニングテーブルとかではなく、子供が使用するものなので、正直超高級なものを買わなくてよかったと改めて感じています。
「買うからにはいいものを買いたい」それは親の自己満足に過ぎないかもしれませんね。
デザインが気に入っており、ある程度以上の質であればOKだと思います。

購入方法
ぼくはショッピングモール内に入っている杉工場さんを取り扱っている家具屋さんで購入しました。
でもネット検索すると、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング等でも売っていました。
どうせ買うなら、安い買ったり、ポイントが貯まるほうがいいですよね。
まとめ
- デザインは妥協しないこと
- サイズは幅110cm以上×奥行60cm以上 あとは部屋のサイズや上棚があるかないかによって考える
- 値段と品質はバランスが大切
- 超高級である必要なし「親の自己満足に過ぎない」
それぞれの家庭の事情や価値観などあると思います。
これが絶対にいいというものはありませんので、ぜひ学習机の購入に役立てていただけると幸いです。
今日はここまで。